ロックンロール☆ダイエット [ドラマ・映画好きなもので]
9月13日 シネマート新宿
人間の欲求と行動の原点に立ち返る事のできる面白い映画だった。
映画の記事はこちら→に書いたので、
映画と全然関係ない所で、以前から気になっていた事を少々。
人は、みな、美味しいもの(美味しいと思うもの)を食べたいという欲求を持っているものだが、
なぜそのような行動に出るのだろうか。
この辺の研究を京大のグループが行っていて興味深い。
まず、おなかが空いてご飯を食べて美味しいと感ずることや歩き回って疲れて糖分を欲するといった生理的に欲することに基づく行動が挙げられる。
一方で、美味しいと感じた経験に基づいて引き起こされる行動がある。これについては、嗜好性の高いもの、つい習慣となってしまうものになる様だ。
特に油脂は大きな影響力を持ち、その行動を引き起こすメカニズムの解明について、
平成18年の日本農芸化学会「油脂の嗜好強化に対するβ-endorphinの関与」といった所で発表されている。
しかし、人間にはロックがあった。
・・・ということで、根源的な欲求に打克つヒントが、この映画の中にありました。
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